「これは、戦争です」12月22日、クリスマスを目前ににぎわう東京・恵比寿で爆破テロが発生。

あなたの心をふるわせるお話を、たっぷり収録。ラストは「まさか!」のエンディングをお約束!シリーズ第11弾。

犬、猫、ゴリラ、コツメカワウソ…動物たちが繰り広げる予測不能なお話を収録。

「あなたの世界」は、言葉ひとつで変わってしまいます。 SNS炎上、対人トラブル――すべては「言葉」の行き違い。

帰郷した「僕」がタイムカプセルを掘り起こし…「近所」。老年の夫婦を描いた抒情的な「黄色い河に一そうの舟」。

老境を描いた詩情豊かな作品「昼寝」。息もつかせぬ「ルディ」。

町長不在となったシンフルの町に、二週間前から身分を偽り住んでいるCIA秘密工作員のフォーチュンは、これまでの縁から町長選挙に立候補した婦人会の会長アイダ・ベルを手伝うことに。

子どもの頃に読んだ童話や昔ばなしに、スクリーンに映し出される奔馬の姿に、『吾輩は猫である』のなかの一文に――本格ミステリをこよなく愛する著者は、多岐に亘る読書や経験のなかから、鮮やかな手つきでミステリのきらめきを探りだす。

皆既月食の明け方、高二の高校生大和は、幼馴染みで引きこもりの雪乃が展望台から身を投げるのを目にした。

家庭の都合で、半年ごとに転校を繰り返している瑞穂。

探偵の迅人は、悩まされ続けている。悪質なストーカー、超絶可愛い女子大生・朝比奈うさぎに。

日本全国を震撼させた“五日市小学校通り魔事件”。

究極のゴシック・ミステリ作家が遺した、全ての短編を収録。

探偵と元軍鑑の宇宙船がコンビを組み深宇宙での事件を解決する表題作他、異文化に適応しようとした女性が偽りの自分に飲み込まれる「包嚢」、宇宙船を身籠った女性と船の設計士の交流を描く「船を造る者たち」、少女がおとぎ話の真実を知る「竜が太陽から飛びだす時」など、“

一九八九年に『生ける屍の死』で鮮烈な長編デビューを飾ったミステリ作家・山口雅也。

若だんなの父、藤兵衛が倒れた! 長崎屋の大黒柱の危機に、妖たちも大慌て。

カメラマンの仁科は、雑誌の取材のため、ライターの原田と山深い神社を訪れた。

彼は江戸時代における隠れたシャアロック・ホームズであった―。雪達磨の中から発見された死体。

ごめんくださいまし──。宝永七年の初夏、下野北見藩・元作事方組頭の家に声が響いた。

ざまをみろ。父を殺したとき、そして、刺客を討ち取ったとき、北見重興が発した言葉。

オカルト雑誌に目をつけられ、八王子から姿を消したマリィ。寂しき小山田刑事は、たった一人で難事件に挑む。

沖縄の互助組織、模合。

「令和」初の総選挙当日―。首相の経済政策を批判する新党が議席を伸ばす。

第28代アメリカ合衆国大統領ウィルソンの絶賛を受けた英国ミステリ界の大立者フレッチャーの代表的な短編集!

美谷時計店には「時計修理承ります」とともに「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。

“公安のアンタッチャブル”椿は、代々高級官僚を輩出する名家のスーパーエリート。

三年半ぶりに日本の地を踏んだ復員兵の貝塚透馬は、衝撃の事実を知らされる。

「シュレディンガーの猫」は生と死が重なり合った状態ならば、俺の初恋はシュレディンガーの恋というべきだろう。

歴史ある老舗ホテル・ウィンチェスター。ここには444の亡霊が棲みついている。

瞳島眉美以外、全員が行方不明となってしまった美少年探偵団。

創作することの極地。それが『2』。

少女たちの“トモダチ大作戦”。

HOW=不可能な謎専門の御殿場倒理。WHY=不可解な謎専門の片無氷雨。

人格者と評判も高かった夫婦が、身体中を切り刻まれコンクリート詰めにされ埋められた。血を分けた娘と、その恋人によって…。

大切な人がいる全ての人へ。“別れ”の意味を問う物語。

「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。

癌のメカニズムを明かす医療小説! 癌を治すには、手術、薬物、放射線の三大治療しか方法はないのか? 神のごとき診断力を持つ少女・白夜が、癌のメカニズムを解き明かし、根本治療に挑む! 空前の医療エンターテインメント、完結!

小さな謎は大切なことへの道しるべ。解いてみると一筋縄ではいかない人の心が照らし出される。

警視庁監察係の新海真人は、首席監察官の秋月雅子に命じられ、科捜研の七尾と麻薬取締官の江口との会合に出向いた。

東京都、二子玉川。

東京の大学に通う早川ゆきは、同郷の恋人・原田と高知へ帰省する当日、自室で刺殺され、乗車予定のJR切符は消えていた!原田に疑いがかかる中、十津川と亀井は高知で地元の権力者であるゆきの父・秀典に会う。

古新聞に頭部を包まれ、口に13本の「仁」の金属活字を押し込まれた遺体が発見された。

柳町北署管内にある神社の石段下で、若い男性の遺体が発見された。

効率的かつ公平な取り調べを目的として新設された“特殊取調対策班”。

薩摩藩士の岡元伊織は昌平坂学問所で学ぶ俊才であったが、攘夷に沸く学友のように新たな世への期待を抱ききれずにいた。

スキー場に向かう中学生たちを乗せたバスが新潟県の山中で転落事故を起こした。

用賀バラバラ殺人事件、発生。被害者は若手超敏腕編集者・森野啓介(25歳)。

つらい記憶を消してくれる都市伝説の怪人「記憶屋」。それに頼ることを選んだ彼らはどんな想いを胸に抱えていたのか―。

「呪いと祝いは、紙一重だよ」異能を持つ凸凹コンビの民俗学ミステリ第3弾 尚哉の友人・難波の元に不幸の手紙が届いた。

親友の変死を目撃した山村瑞紀と、同じように弟が眼球を破裂させて亡くなった鈴木春男。

出版大手「薫風社」で、カルチャー誌の編集長を務める速水輝也。笑顔とユーモア、ウィットに富んだ会話で周囲を魅了する男だ。

失踪した公安警察官を追って、鑓水、修司、相馬の3人が辿り着いたのは瀬戸内海の小島だった。

白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。

遠い未来、人類を含む天の川銀河の知的生命体による文明群は“水ー炭素生物連合”を結び、人工知性の文明ネットワーク“知能流”に対抗していた。

尾瀬ヶ原が広がる群馬県利根郡片品村で歩荷をしていた祖父に育てられた江藤瞬一。

国土交通省「幽冥推進課」――国土開発の妨げになっている地縛霊などを立ち退かせる、不思議な部署。

築21年の三階建て一軒家を購入し、一階部分を店舗用に改築。

1944年、ナチス占領下のフランス。

黄昏の東京――。鞠谷雛子は、周防馨は、電柱の陰の、交差点の向こうの、ふとした廃墟の様相に“死者"を見る。

美術教師が殺害された事件を追う女刑事。彼女と事件を繋ぐのは、少女の写真をアップしているアングラサイトだった。

それは人間の進歩を証明する、栄光に満ちたミッションのはずだった――。

美貌の青年・藍沢結人は、ひとつの街ではひとつの恋しかしないと決めていた。

ぞっとするほど美しく、息を呑むほど恐ろしい。恩田陸の“最新型”がここにある。

越すか、越さぬか――。ここは人生の峠を迎えた者に決断を迫る場所。

それぞれ別の目的でパリにやってきた元刑事のマデリンと人気劇作家のガスパール。

明治三十年代、女学生・塔子は、気鬱を晴らそうと人気のない道を歩きながら考えを巡らせていた。

スリルと謎に満ちた24時間!人気アイドルが一日署長を務める日、彼女の薬物使用の密告が入る。

名ヴァイオリン職人のジャンニは、ヴァイオリン製作学校の講師でもある。

六月半ばの日暮れどき、ダートムアの採石場で、スコットランド・ヤードの敏腕刑事ブレンドンは、絶世の美女とすれ違った。

第1回氷室冴子青春文学賞・大賞に輝いた傑作小説! いじめがきっかけで学校に行けなくなった、小学6年生の火村ほのか。

新宿署の刑事・鮫島は、捜査中に北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した。

片山たちは目の前で起きた一家心中から浜中美咲という少女を助け出すも、美咲は姿をくらませてしまう。

八ヶ岳南麓の高原で暮らす都会からの移住者たち。ある朝、蛇口から流れる水が薄茶色に変じていた。

罠に嵌められた社長を救うため、乗っ取られた会社を取り戻すため、四十七人の社員が企てた驚愕の計画!令和忠臣蔵。

多額の借金を抱える看護師の小河恵。

バー“森へ抜ける道”に集う、マスターの島、工藤、山内のヤクドシトリオには、実は秘密がある。

ミステリーの協演を味わい尽くす!最旬15作家による魅惑のアンソロジー上巻。

圧巻のスパイサスペンス、「十三階」シリーズ第3弾! 警察庁の公安秘密組織『十三階』。

小学三年生の詩穂と紗江子は親友同士だったが、紗江子の母の再婚相手である義父と詩穂の母が失踪、駆け落ちと見られていた。

私立高校で人気女性教師が誘拐され、72 時間後に始末するとネット動画で予告された。3年生の黒川のもとに「誘拐の謎を解け。

美しく平和な小国で、王城にメイドとして仕える少女、恋塚愛理。

怠惰な魔女と捨てられた幼子の不器用で愛しい共同生活。 町外れの森に住む魔女エリシア。

華やかさと古き良き時代の面影が混在する代官山。

広く金の価値を知らしめるべく、あえて賄賂を推奨する田沼意次。目通りを願う列は、日に日に延びていく。

「パーク・ライフ」(芥川賞)、「東京湾景」、「最後の息子」(デビュー作)、書き下ろし「自伝小説2」、単行本未収録作など、全14作品を収録。

二人の男と一人の女。三人に降りかかる謎の怪死事件。

姉はなぜ死んだのか―その答えを探るべく、アマンダは警察官になった。

かつて『新青年』誌上で日本の読者を魅了した英国二大作家の短編が、妹尾アキ夫の名訳で21世紀によみがえる。

相続鑑定士の三津木六兵の右肩には、人面瘡が寄生している。

誠実だけが取り柄の地味な子爵令嬢コニーは、とある夜会で婚約者を奪われ、窃盗の罪まで着せられる絶対絶命の窮地に陥っていた。

二〇三〇年、日本は投薬、治療、体調管理までを担う画期的なAI「のぞみ」に社会を委ねていた。

ギャンブル漫画の金字塔『カイジ』映画化第3弾は原作者福本伸行自ら脚本に携わり、オリジナルストーリーを考案。

ジェニーは家庭医として成功を収め、3人のティーンエイジャーの子供を持ち、脳神経外科医の優しい夫がいた。

月を祀る神社で続く殺人事件。京都・月読神社で発見された女性の絞殺死体。

ゲーセンで若い女性が転倒して死んだ。

台北の紋身街は、日本でいえば新宿・歌舞伎町一番街の一角か、あるいは渋谷センター街の裏路地か――世界中のどの街にも必ず一本はあるだろうと思われる、細くて小汚い、猥雑な通りだ。

氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。

報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。

宮部みゆきさんの書き下ろし短編「人・で・なし」を読んだ辻村深月さんが「ママ・はは」を書き下ろし、その辻村さんの短編を読んだ薬丸岳さんが「わたし・わたし」を書き下ろし…バトンは東山彰良さん、宮内悠介さんへ。